それらの過程から、追補すべき事項、今後の研究に委ねる必要性の高いもの等の性格も、明確になると思われる。
ここで忘れてはならないことは、安全性の追求と共に「やりがい」ともいえる「作業に対する満足度」を失わないように「作業の設計」ひいては「設備の機能設計におけるMan−Centered(人間中心)の、こまやかな視点」を、保持していただきたい点である。
「Worker Satisfaction(作業者の満足)」は危機設計と作業設計の共通目標として設定すべきものと思われ、これらは「人間へのケア」として表現してもよいと思われる。
安全にも細心の(ミクロ)視点からの諸配慮とともに、人間性をも含むマクロの諸配慮が、安全をつくり出す上で留意すべきであろう。
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